失敗から納得のいく老人ホーム選びの対策を練ろう!

セツ子
老人ホーム選びに失敗した事例には、共通点があるわ。

それは、体の状況や本人のライフスタイル、費用のこと、施設の体制などをよく確認せずに入居しているということ!

姉妹(姉)
でも、母は、昔から「老後は海や山が見える場所でゆっくり過ごしたい!」と言っていたし、その要望にあう施設にしたいと考えているんだけど・・・
セツ子
老後をどう過ごすか、選ぶ際に一つの要望として入れるのは問題ないわ!

ただし、それだけではダメ。

失敗した方は、本人だけの要望、あるいは本人の状況を考えず施設の特徴だけを見て決めてしまっているの!

姉妹(姉)
将来の介護のことを考えて、出来るだけ手厚い介護を受けられるところに入れてあげた方がいいってことかしら?
セツ子
そうとも言い切れないの!

手厚い介護を受けられるということは、入居者の比率も介護度が高い傾向よ。

施設側も、介護度が高い方を想定した体制をとっているわ。

姉妹(姉)
手厚い介護が受けられるなら何の心配もいらないと思うんだけど・・・。
セツ子
自分の身の回りのことは何でもできて、人との会話が楽しみな人が、重度の認知症の施設に入ったら、物足りなさを感じてしまうわ。

どんな施設か?本人はどんな状況か?よく確認して決めなかったことが失敗の原因につながるの。

姉妹(姉)
話し相手がいなかったり、レクリエーションの内容が本人に合わなかったりするってことね。
セツ子
施設選びに失敗して他の施設に転居した方や、後悔している方の事例を紹介するから、失敗してしまった原因を知っておくといいわ。

そして自分が選ぶ際には対策を練って後悔しないようにして!

失敗から学ぶ対策1 「正しい選び方をする」

選び方の失敗は主に3つあります。

①家族が勝手に決めてしまったケース

本人が「どのように生活したいのか」ということを知らないまま、家族が入所先を決めてしまうのは不満の元。

今までのライフスタイルとかけ離れていると、本人には苦痛になってしまうことも。

②本人の要望だけで決めたケース

要望を叶えるのはいいことですが、要望を第一に選ぶのは避けましょう。

将来の体のこと。

施設の管理体制はどうか。

家族が会いに行きやすい立地かどうか。

これらは確認しておく必要があります。

③本人の状況を考えずに施設だけをみて決めたケース

「こんな施設がいい」という理想だけで選んでしまうと、必要な介助やサービスが受けられないことも。

失敗事例を見れば、本人の状況の把握と、施設体制を確認することの必要性が分かるはずです。

施設には、介護面、立地面、サービス面などいろいろな面があります。

ケアマネからのポイント

どこか一面だけを見て入所を決めることのないようにして下さい。

失敗しないためには、正しい選び方を知る必要があります。

実際の失敗事例を見て、陥りやすい傾向について学んでおきましょう。

後悔しない有料老人ホームの選び方

失敗から学ぶ対策2 「施設を比較する」

事例をみると、施設を比較せずに入居している方の多くが失敗しています。

分かりやすく、賃貸物件でイメージしてみましょう。


  • 1か所目だけ見学に行き、良さそうなどと直感で決める
  • 見学もせず急いで決める
  • 費用が安いから決める

このような決め方をしてしまうと、実際に生活すると「思っていた感じと違う!」となるのはよくあること。

これをふまえると、比較検討することが大事だと分かりますね。

施設を決める前には、最低でも3ヵ所は見学するようにしましょう。

重要事項説明書も必ず確認するようにしください。

重要事項説明書

気に入った施設があれば、体験入居するようにします。

できれば1泊ではなく2、3泊と、何日か生活するようにしましょう。

そうすることで、実際に生活した時の具体的なイメージができます。

一度入所してしまうと、費用や手続きの面から、転居するのは大変!

この先ずっと住むつもりで、後悔のないように、時間をかけて施設選びを行うようにしてください。

失敗から学ぶ対策3 「早めに準備を始める」

認知症がひどくなった、介護するのが限界になった、病状が悪化して退院後に自宅に帰るのが困難になった・・・。

様々な理由から、施設を急いできめて失敗した例は多いです。

失敗事例からいえるのは、早めの準備が必要ということ。


施設への手続きなどをふまえると、どんなに遅くても3ヶ月以上前から着手しなければいけません。

なお、3ヶ月以上の時間がなく、急いで決めたい方は、専門家の無料サポートの利用がオススメです。

【緊急な方はこちらを参考にしてください】
老人ホーム入居まで3ヶ月しかないなら急ぎましょう

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