物忘れ〜年をとったからで済まされない!

この頃物忘れが出てきてね。何をしようとしたか忘れたり、人の名前が思い出せなくなって。年をとった証拠だね。」

よくある会話の一部ですね。

歳を重ねていくと記憶力が低下するので、物忘れが出てきます

しかし!!

その物忘れ、本当に加齢だけで片付けられるものでしょうか。

病気による物忘れは、気付かずに放置しておくとどんどん進行していき、日常生活に障がいが出てしまうこともあります

物忘れ_年をとったからで済まされない㈰ (Unicode エンコードの競合)

特に認知症の場合はご本人が自覚するという事は難しくなります。

周りの人が物忘れか、そうでないかを理解し、出しているサインに気づいて対応することが重要です。
実際、私たちの施設にも

物忘れが酷くなったので入所を考えています。」

とご相談にいらっしゃる方の中にも、色々とお話をしていくと歳のせいとは言えない状態の人もいらして、受診を進めた例もあります。

今日は物忘れと認知症の違いについて、少しお話したいと思います。

物忘れと認知症の違いとは

歳を重ねた事で現れる物忘れは、体験した事柄の一部を忘れてしまいます。

それに対して認知症の物忘れは、体験した事柄のすべてを忘れていまいます。

例をお話しますと…。

 🙂 「トイレに行って用を足したが、水を流すのを忘れてしまった

というのが物忘れです。これに対し、

 😯 「トイレに行ったのに、ここは何をする場所かわからない」

「トイレに来たのに、何をしに来たのか分からない

という状態が認知症というように、大きく程度の差があります。

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パッと見ただけでは判断しにくいようですが、物忘れと認知症は全く別物。

周りの人が些細な行動の変化に気づくことが大切です。

物忘れの予防法

記憶というものには「短期記憶」と「長期記憶」というものが存在します。

短期記憶というものは一時的に覚えている記憶のことを示します。

一方、長期記憶は長い期間に渡って頭の中に情報されてきた記憶のことを示します。

この短期記憶というものは、個人によって記憶できる量が決まっています。

そして年齢とともにこの機能は低下していきます

しかし、これは仕方の無いことではありません。

日常生活を少し工夫することで記憶力を改善することも可能です。

現在どのような生活を送っているか、見なおしてみるのもいいですね。

そして記憶力アップを目指す事が目標です。

記憶力アップの方法

介護ケアの勉強会で学んできた情報を少しお話しましょう。

記憶力アップにつながる生活の方法です。


お料理をする
・手先を積極的に使う
・感動体験・達成感を味わうなどの経験をする
・抗酸化作用のある食べ物を食べる
・毎日ウォーキングをする


ちょっと大変そうなものもありますが、上記を実践するといいようです。

私たちの施設では、上記の一部を取り入れています。

手先を積極的に使っていただくために、日課活動として午前・午後の少しの時間、手先を使って手芸をしたりしています。

また、ドーパミンを分泌させることが記憶力アップにつながるのだそうです。

どうすればドーパミンが分泌されるか…それは感動したり達成感を味わう体験が関係しているのだそうです。
このように感動体験が行える機会を作り、レクリエーションとして提供しています。

そして抗酸化作用のある食べ物。

これはちょっとむずかしいですよね。

抗酸化作用のある食品としてオススメなのが、


柑橘類

パセリ

パプリカ

ニンジン

カボチャ

卵黄


施設ではみなさんに提供するお食事にも、上記のような食材を積極的に取り入れるなどしています。

現在、認知症の早期発見・早期治療のための相談窓口とも言われている『もの忘れ外来』というものが増えてきました。

ここに常駐している医師が物忘れ相談医と言われています。

ょっとおかしな物忘れの様子が見られたり、もしかしたら認知症かな?と感じるような事があれば、ぜひ相談してみましょう。

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