介護疲れの方必見!!すぐ泣いてしまう母と接する方法

先日、こんなお話を聞く機会がありました。

『私の母が、昔を思い出して子どものように泣いているんです。どうしたらいいのか…』

自分の大切な人、家族がいつも涙していると、どう接したらいいか分からなくなりますよね。

そしてこちらまで悲しくなってきます。

また、人によってはいつまでもメソメソされていると自分まで暗くなる!とイライラして介護疲れに発展する可能性も否定できません。

2子供みたいに昔を思い出しすぐ泣いてしまう母㈰

なぜすぐに泣いてしまうのか

年齢を重ねていくと、涙もろくなります。

もちろん加齢でただ涙もろくなるのではなく、それなりに理由があります。

理由は様々考えられますが、高齢者にありがちなのが、寂しさ・虚しさを感じることから来る孤独感。

周りのお友達も施設に入所したり、お亡くなりになったり、外出できなくなって自宅にこもりっきりになっていたり…。

そして同じく多いのが自分の加齢を実感した時です。

まず、今まで出来てきた事が出来なくなった事で、自分自身の老いを痛感します。

昔はこんなことも簡単に出来ていたのに、今では出来なくなった、昔は良かった…。情けない。

そのせいで家族に迷惑をかけていて申し訳ない。

そんな思いから昔を思い出して涙することがあります。

他にも人生で様々経験してきた背景から味わった失敗、挫折の悲しみ、孤独感、絶望感など、このようにマイナスな思いが蓄積されていき、昔の元気だった頃の自分を思いふけ、涙することもあります。

勿論ここに書いてあることが全てではありません。

人それぞれ置かれている環境により、状況は大きく左右されます。

どう対応すべきか

人は必要とされていなければ生きていけません。

『自己実現理論』という言葉をご存知ですか?

もしかしたら、『マズローの5段階の欲求』と言えば、耳にしたことがあるかもしれません。

アメリカ合衆国の心理学者、アブラハム・マズローさんが理論化した事ですが、人間には5段階の欲求があるそうです。

欲求の上位に、認められたいという欲求があると、マズローさんは提唱しています。尊厳の欲求と言うものですね。

高齢になってくるにつれ、何かしようとしても

「私がやるからいい」

と、本人の意思に反した行動を取っていませんか?

ご本人の負担の軽減のために取った行動でも、高齢者の方は『必要とされていないんだ』と認識します。

そうすると、やはり活発に何でも自分でやることが出来ていた昔を思い出して、情けないとか生きている意味があるのだろうか、などと涙してしまうのではないでしょうか。

少し時間はかかってしまっても、ご本人やその家族に危険・危害が加わらない状況であれば、是非ご本人に任せてみましょう。
そして、どんどん頼ってみましょう。

「お母さん(場合によってはおばあちゃん)がいてくれたから、これが解決したよ。助かったよ。ありがとう」
という言葉をかけられることで、必要とされているのだという実感を強く感じることが出来ます。

また、ご本人のお話を丁寧に聞くことも、相手を尊厳していることになりますので気持ちの安定を得られる可能性があります。
一人にしないで、是非是非お時間を作って、お話を聞いてあげてください。

2子供みたいに昔を思い出しすぐ泣いてしまう母㈪

高齢者のうつ病

涙するという状態には、うつ病の可能性も否定できません。

うつ病の場合は専門機関で治療することで、症状が軽くなる可能性がおおいにあります。

結果、ご本人も楽に毎日を過ごせるようになるのです。
高齢者のうつ病には
・めまい
・ふらつき
・寝られなくなる
・理由は分からないけどただただ不安になる
・記憶力が低下する

最後の記憶力の低下は認知症の進行と考えられそうですが、高齢者のうつ病の中にも含まれる重要な症状です。

うつ病の治療をした所、記憶力の低下が防げたという事例がありますので、是非この点も注意してみてくださいね。

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