老人介護〜親が突然おもらしをした!失禁の知識と今後の対策

先日のお話になりますが、知人が慌てた様子で、私に相談してきたことがありました。

内容を聞いてみると、今まで失禁をしたことのなかった父親が失禁してしまった、という事でした。

以前は校長先生をなさっていてしっかりされたお父様なだけに、どう対応したらいいのか分からず、困惑したそうです。

また、お父様もとてもショックを受け、ふさぎ込んでいるとの事でした。

彼女のご家庭はお母様が乳がんで先立たれていますので、彼女とお父さんの二人暮らしです。
とても驚き、どうしたらいいのか分からなくて…と、私に相談してくれました。

5突然親が失禁その時どうする。㈰

 

前の職場でのお話になりますが、以前一緒に働いていた介護スタッフのおばあさまが、同じ施設に入所して来たという事がありました。

スタッフの身内が入所されるということで、とても気を遣った記憶があります。
そのおばあさまはとてもしっかりしてらして、とても厳格だったのだそうです。

しかしアルツハイマー型認知症と診断され、少しずつ認知障がいも出たので施設に入所させたという事でした。
今までしっかりしたおばあさまの姿を見てきた介護スタッフ。

一人で何でも出来たはずなのに、日に日に介助の手が必要になってきたおばあさまの姿を見て、受け入れられなかったようです。

「何でこんなことも出来ないの」と、次第に口調が荒くなってしまっていました。

家族としては、今までずっと元気なその人を見てきたのですから、変わっていく姿を受け入れられないのは当然です。

「そんなはずはない」
と否定したくなる気持ちは当然の経過。

失禁のお話から少しズレてしまいましたが、ではこういった状況になった際、私達家族はどのように対応すべきでしょうか。

原因を探る

失禁には色々な原因があります。
ただ認知症だから、という一言では片付けられません。

軽い尿漏れは誰でもあると思います。こちらはあまり問題視されていないのが現状です。
これが尿失禁となると、本人も周囲の人もとても驚きます。

特に高齢者になると、筋力低下に伴い、体の様々な機能が低下してきます。
膀胱もその中の一つです。

高齢者の方の失禁にはどのような原因があるのでしょうか。

まず、加齢による排泄機能の低下があります。
加齢に伴い、特に病気などでなくても排泄の機能は低下していきます
特に男性においては、前立腺が肥大することで正常な排泄が出来なくなり、失禁となってしまうこともあります。

また、同じく加齢による身体機能の低下によるものもあります。

これは分かりやすく言えば、
「トイレが間に合わなかったための失禁」ということです。

きちんと尿意があって、「トイレに行かなければ」と思って行動するのですが筋力低下などで思うように体が動かず、排泄が間に合わないためです。

そして精神的なものが起因するものもあります。

一時的な精神的ストレスがかかったことで失禁してしまうのです。

どのようにすればいいか

身体的機能が関連している場合の失禁では、ご自宅の環境を整える必要があります。

トイレにすぐに行けるような環境にすると、トイレの失敗が少なくなりますね。

加齢による身体機能の低下の場合、男性であれば泌尿器科を受診なさるといいかもしれません。
先生にご相談されることで何か治療が出来るかもしれません。

精神的なストレスによる失禁の場合は、心療内科を受診するとお薬で治療してくださいます。

加齢なら仕方が無い。

これからはおむつを履かせるのが安心だな…。

早速おむつを買ってこよう。

そう思ったあなた、ちょっとまって!

失禁があるからすぐにおむつを選択するのは間違っています。

疾患が原因している場合以外は、日常生活を少し見直してみるといいかもしれません。

例えばご飯の時、寝る時などの何か動作する時にトイレに誘ってみるといいかもしれません。

落ち込んでいるご本人には決して責めてはいけません。

自尊心を傷つけてしまいます

5突然親が失禁その時どうする。㈪

老人ホームはどうやって選んだらいいのでしょうか?

【こちらを参考にしてください。】
老人ホーム選びの失敗事例から学ぶ

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ