老人ホームでの健康面への配慮はどうなの?

周りに体調が優れないように見える人がいらっしゃると、すぐに「どうしたの?」と声をかけたり、心配しますよね。

でも、老人ホームで元気な人には、ちゃんと健康増進の対応をしてくれているのかな…。

そんな疑問についてお話しましょう。

いわゆる手のかからない人は放置?

健康そうに見えるから、介護の必要がないから、何もしない。

まったくもって、そんなことはありません。

老人ホームに入所されている方すべて、日々ご本人らしく生活できるようお手伝いさせていただいています。

その中にはもちろん介護面、健康面も含まれていますので、健康そうだからいいよね、というわけではありません。

健康面には、精神的な部分も含まれています。

お元気そうになさっていても、今後の不安など色々考えて、精神的に疲れてしまう場合があります。

でも、皆さんとても我慢強く、心配事があっても悩みがあっても元気に振舞ってくださり、私たち介護スタッフに余計な心配をかけないように配慮してくださる方も多くいらっしゃいます。

それはとても嬉しい気遣いではあるのですが、逆にとても胸の痛いことでもあります。

中には何でも気さくに話してくださる方もいらっしゃいますが、相談を持ちかけてくださる方もそうでない方も、私たちは出来る限りフォローしていきたいと考えています。

皆さんより人生経験の少ないヒヨコな私たちに、悩みを打ち明けてくれること…それはとっても嬉しいことです。

必要な情報も収集し分析

入所者さんが病院を受診した時の採血結果のデータ。

専門知識はないにしても、一通りデータを見させていただくなどして、情報収集から分析までを行っています。

時々看護師さんに情報をまとめるお手伝いを頼むこともあります。

老人ホームでの健康面への配慮はどうなの?㈰

あまり重要に考えている人が少ない、お薬手帳。これも私たちにとっては大切な情報源です。

自宅介護をされている方も是非参考にしてもらいたいです。

お薬手帳は東北大震災の時多くの方がこの手帳を参考に素早く薬を手に入れることができたことでも知られるほど貴重な情報源ともなります。

お薬手帳からは、様々な情報を得ることができます。

ただ飲んでいるお薬が血圧のお薬だから、血圧に気をつけよう、ではありません。

その飲んでいるお薬の副作用などの情報も調べて、その症状が出現していないかを観察するということもひとつ、私たちの仕事であります。

私たちは看護師さんでもお医者さんでもないので治療や看護は出来ませんが、いつもと違う様子がないか気を配っています。

お薬手帳の大事さを実感

先日、友人が加入している保険の更新があり、その際に病院に罹った履歴などを調べたかったけど、いつもお薬手帳を活用していなかったのでいつ病院に通ったか分からず、調べるのに苦労したと話していました。

お薬手帳はお薬の名前や飲む量・回数などを記載する手帳です。

そればかりではなく、このようにいつ何で病院に言ったかということがすぐに分かる記録帳のような役割も担っています。

また、私たちの施設に入所している方で、お薬手帳を何冊もお持ちの方がいらっしゃいました。

受診のたびに持参するのが面倒で、いつも薬局でお薬手帳を交付してもらっていたため、どんどん増えていったのだと話していらっしゃいました。

何冊もあると、必要なチェックができなくなってしまうので、すぐにかかりつけの病院に相談し、1冊にまとめていただきました。

このお薬手帳はご本人にとっても大切なものですが、私たち介護スタッフも大切な情報として使わせていただいています。

これも、ご本人の健康管理の一環として、しっかり管理しています。

老人ホームでの健康面への配慮はどうなの?㈪

このように数冊お持ちの方は、必要な情報が必要なときにサッと見れるよう、1冊におまとめすることをオススメします。

ちなみにお薬手帳は無料だと思ってる方もいらっしゃると思いますが、実はしっかり、料金が徴収されているんですよ

ビックリですよね。

また、お薬手帳は病院や薬局だけのものではありません。

市販薬を購入する場合にも、手帳を提示しましょう

飲み合わせなどを見てくれます。
また、市販薬を購入した場合も、そのお薬の名前をご自身でお薬手帳に記載しておきましょうね。

そして、無駄なお薬…いわゆる重複して処方されているようなお薬も見つけることができます。

これは医療費の負担が減ることにも繋がります。

少し話がそれましたが、メリットがたくさんのお薬手帳、是非ご活用くださいね。

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