「従来型」と「ユニット型」・特別養護老人ホーム2種類の違いとは?

特別養護老人ホームは、老人ホームの中でも人気の高い施設ですね。

理由は、介護度の高い高齢者でも比較的安い料金でケアしてもらえるからです。

例えば、認知症の症状が進んでしまって家族での介護はもう限界。

というような高齢者から優先的に入所できていることから、家族にとってはとてもありがたい存在であることは間違いありません。

だから、常に1つの施設につき待機者が100〜200名は当たり前のようにいますので、入りたいときに入れないことも往々にしてあります。

それでも、要介護認定を受けていれば介護保険を使うことが出来ます。

減免制度もありますからケアの内容を鑑みれば格安ですし、入れた際には長い間待って良かったというご家族がほとんどです。

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2種類の特養とは何なのか

これから入所を検討して特別養護老人ホームを探している方は、特養に2種類あることをご存知かと思います。

老人ホームに入るときには、事前に情報収集が必要になりますが、おそらくその途中に2種類の特養があることに気づくはずです。

一口に特養と言っても、施設ごとに様々な特色があるんですが・・・。

大きく分けて2つの種類がある、という場合には「従来型」と「ユニット型」とを区別していることを指します。

従来型の特別養護老人ホームとは

従来型というのは、文字通り従来通りの運営の仕方の特別養護老人ホーム、という意味です。

もともと、特養は4人部屋で1人あたりの床面積や廊下に必要な幅が細かく指定されています。

さらには、トイレや浴室、食堂や医務室など有しなければならない共有スペースが決まっている施設です。

厚生労働省の方針によると『入所者に対し、健全な(中略)入浴、排泄、食事等の介護、相談及び援助、社会生活上の(中略)療養上の世話を行う』場所、それが特別養護老人ホームなのです。

そして『入所者がその有する(中略)自立的な日常生活を営むことができるようにする』施設であるべきとされていました。
もちろん、今もその形式で運営されている特養も多いので、それが従来型と呼ばれます。

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ユニット型と従来型の違いとは

ユニット型というのは、自宅の延長のような環境の中で必要なケアを行っていく特養のことを指します。

平成14年度から「新たに整備する特別養護老人ホームはユニットケアが基本である」と発表されたのです。

だから新たに建てられる特養施設は、このユニット型のケアが行われます。

居室は従来型と違って個室で、隣接した10部屋以下を1ユニットとしてケアを行っていきます。

従来型と大きく異なるのは、居室が個室であるということと厚労省の方針です。

方針を細かく見てみると、ユニット型特別養護老人ホームというのは、どちらかというとケアがメインというわけではありません

入居前の生活の状態をできるだけ保てるような場所であるべきとされています。

さらには『自律的な日常生活を営むことを支援』すべき場所と明記されています。

つまり、従来型を介護をはじめとする生活の援助をメインとする場所。

ユニット型はプライバシーを重視して、自宅にいる感覚で自分らしく過ごすことができる施設を目指す場所である、ということになります。

もちろん、介護度や病状によってはそれが叶わない入居者もいるはずです。

時代の流れや考え方の変遷もあって、今はユニット型に人気が集まっている傾向にあります。

ただ、個室になってケアがさらに手厚くなる分、その料金も増えていきます。

特養に入居を検討しているのであれば、そのあたりをしっかり考える必要があるでしょう。

【自分にあった老人ホームをお探しならこちらを参考にして下さい。】

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