高齢者の方ほど生きがい・楽しみって大切!

2014-12-04 11.55.47 長寿社会となっている現在、高齢者の方が元気であることはとても大切なことですよね。

日頃自宅で過ごされている高齢者の方とお話をすると、「若いころは海外旅行にも行ってきた」と楽しかった頃のことを話されます。

そして、それとあわせておっしゃることが、「思い出がいっぱい作れていてよかった。」との言葉なんです。

つまり、現在は足腰も弱くなり、一人暮らしの方の場合は車を乗れるわけでもなく、自転車で出かけることもない。

「楽しみ」や「生きがい」というものが本当に数少ないと言われるのです

楽しかった思い出や、懐かしいお話を時々ヘルパーや訪問者などに話すことで、せめてものなぐさめになるといった意味のようです。

特別なことより普通の生活に戻ることが嬉しい

介護施設に入っている方も、日々の生活はそう変わりはないのかもしれません。

体操をしたり、歌を歌ったり、絵手紙を書いたり手芸をするといった趣味の時間を持つ施設もあります。

ですが、ありきたりと感じるような、生活が続く毎日です。

私が介護施設で仕事をしている中で、入居者さん達が最も喜ばれるのは、「外の空気を吸う」事であるなと感じていました。

外出やお買い物が何よりも楽しそうで、単にドライブをするよりも、お散歩をして風を感じたり、普通の生活をすることに喜んでおられるようでした

私の勤めていた施設でも、時々ご家族のもとに帰られ、買い物をしたりご家族と一緒に過ごすなどして楽しまれている様子がありました。

その数日前からは、指折り数えてその日を楽しみにされている様子があり、やはりホームの生活よりも外出する楽しみは格別なのだなと感じていました。

高齢者の方の中でも、仕事人間として生きてこられた男性は、定年後に趣味や楽しみといったものを見つけられない方も多いと聞きます。

そうして時間を持て余してしまい、テレビだけが友達といった生活になる方も多いそうですね。

老人ホームでも男性、女性に限らず、趣味に興味を持てないという方がいらっしゃいます。

そうすると、楽しいことが見つからず、日々の生活の中で愚痴や不満が募ってしまうといったことも見受けられました。

楽しみを見つけたい 見つけてあげたい

介護施設の中でも、何とかして入居者さん達を楽しませようと、様々な試みをされることがあると思います。

ですが、その時に何事にも前向きに、楽しさを見つけようとされる方と、拒絶感を出し参加をされない方とに分かれます。

そうなると楽しませようとする介護士さんもがっかりしますし、ご自分にとっても楽しくないのですが・・。

ですが、入居者さんの立場になって考えると、施設の中での生きているだけと感じられるような生活、希望ももてないといった気持もわかるような気がします。

そんな中でも「やりだすと楽しいね・・」と言われる方もいるので、できるだけお誘いして一緒に楽しみましょうと伝えるようにしていました。

生きがいや楽しみは、前向きに取り組もうとする中で、見つかっていくものなのだなと入居者様を見てそんな風にも感じました。

私が高齢者になった時には、いろいろな趣味に興味を持ち、好奇心を失わない人になりたいと思っています。

ささやかな楽しみをたくさん持っている方は、楽しさを感じられる時間が他の方よりも多くなるので、結局は得のようです

生きがいや楽しみを持っていないと、入居者さんの心はストレスでいっぱいになり、精神的にも不安定になったり認知症も進行してしまいかねません。

そんな日々の生活ですが、生きがいや楽しみの一つになることが、介護士さんとの会話をする時間のようです。

物に向き合ったり、体を動かすことはもちろん楽しいのですが、話をして面白くて笑うということに、本当に喜ばれている姿もありました。

若い介護士さんも良いのですが、年配の介護士さんは高齢者の方を喜ばせることもお上手なようです。

上手にコミュニケーションを取り、入居者さんとの関係性を良くすると、その方達が何を望んでいるのか、楽しいと思うことがどんなことなのかを知ることもできます。

仕事をしている中では、介護士自身も高齢者の方との会話に悩むこともありますが、一緒に楽しい時間を過ごせるような話の仕方をする事が大切だと思います。

そうすることで、話すことそのものが楽しくなり、頭の活性化にもつながりますし、ストレス解消になると感じています。

【参考サイトはこちら】老人ホームを選ぶときにサービスの種類を知っておく

One Response to “高齢者の方ほど生きがい・楽しみって大切!”

  1. 渡邊大 より:

    上記のコメントまさに同感。悲観は気分、楽観は意志。高齢者云々ではなく、人一人がすべてを破棄して施設に向かうことは、家族にとって断腸の思い。自分は、母はできるだけ在宅でみようと決心しています。

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