インターンシップの学生・新米介護士が陥る意外な落とし穴とは

不況の折から就職難もあってか資格者」としての介護士は人気の仕事です。

正確に言うと人気の職業ではなく、就職できる仕事としての人気度が高いと言うことで、昔も今も重労働には変わりはありません。

そんな介護の現場に次代を担う初々しいインターンシップの学生たちがやってきます。

今回は介護士をめざす学生たちのお話です。

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介護士の卵が陥る意外な落とし穴

介護士の不足は社会問題と言ってもいいほどです。

頭の中での介護はできても実際に人に接していくことの大変さを知るには何年もの年月がかかります

その多くは悪意のない理不尽な要望や思いもかけない言葉に傷ついたりすることもしばしば。

介護士の職病とも言える腰痛に悩まされながら成長していきます。

初々しいニューフェイスにとってはそんな言動や行動も新鮮に映るようで、要望に一生懸命応えようとするものです。

でも長い時間がたつと、悪意のない言葉や行動がボディブローのように効いてきてきます。

いつしか利用者さんと同じレベルで物事考えるようになったりするものです。

もちろん、それはタブーなことは分かっているのですが・・。

信心だからこそ」の一生懸命さが裏目に出てくる典型的な例とでもいると思います。

そのためにベテラン介護士も含めたミーティングを開き、一応は情報交換の場を持つわけです。

実際には悩みのコアな部分を感じ取ってあげて、作業中などでフォローすることになります。

もちろん本人たちは知りませんが。

いずれは後輩のために同じフォローをすることになります。

先輩としてはその時までゆっくりと焦らずに介護の仕事を続けてほしいと持っているわけです。

そんななかでも介護士が一番緊張するのが学生のインターンシップです。

いまでは個人情報の関係もあり事前に注意事項として伝えています。

介護の現場を違う角度で見てしまい、その気持ちをダイレクトにツイッターに書きこんでしまうと、思わぬ誤解が生じることがあります。

一番怖いのが、お年寄りの日常生活を伝えてしまうことです。

当たり前のことですが、本人やご家族の了解もなく、実名や写真がアップされると施設全体の問題となってしまいます。

特に自分が頑張ったことを


  • 「すっげー疲れたぁ、超ダルゥ」
  • 「マジ意味わかんねーしー」

みたいな、若者特有の枕詞が見る人にとっては誤解を受けてしまうわけです。

独り壁面1

インターンシップの学生に「初心を忘れず」と教えられる

でも人手不足の折から介護の担い手はどこも欲しいはずです。

小学生くらいから体験ボランティアとして介護を知ってもらいたいです。

中学生には職場体験を提供し、高校生や大学生には実務を含めた中期程度のボランティアに入ってもらいます。

一応は毎回始める前に個人情報を含めた注意を行います。

自宅に帰るまでには忘れてしまいSNSで拡散してしまうこともあります。

もちろん内容には悪気はないと思いますが・・。

介護についての誤解や疑問を、ちょっと大げさに書き込んだために、せっかくやる気があった学生たちが離れていくこともしばしばです。

以前は掃除車椅子の介助、また配膳の手伝いなどをお願いしていたのですが、最近はお年寄りとの会話などを中心にしています。

もちろん作業や体操なども一緒にやってもらいますが、お年寄りとの触れ合いは、核家族化が進んでいるため新鮮なようです。

人見知りが激しい方とコミュニケーションが取れると大喜びしていますし、いつも感情を表さない人が笑顔を見せてくれたと満足げに語ってくれます。

われわれ介護士も含め、たぶん最初は「お年寄りの喜ぶ顔を見たい」と思っていたはずです。

いつしか日常業務とイレギュラーな作業に追われ、喜ぶ顔が想像できなくなってくるものです。

最近ではインターシップの学生が入るたびに「初心にかえって仕事ができる」ようになってくる気がします。

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