なぜすぐ辞めちゃうの?老人ホーム職員の裏事情とは

介護の世界というのは、黙々とお仕事をするようなエンジニアなどの仕事と違い、みんなで1つになり仕事をするチーム戦のような形ですので、皆が団結しているかのように見えます。

ただ、実際のところあまり知られてはいませんが人間関係が複雑な場合があります。

私が働いていたところは、皆で仲がいい感じでしたが、その分問題のある人は早期に辞めさせられていました。

そして、完全に皆仲がいいというわけではありませんでした

どの職場でもいえることですが、仕事上での人間関係は、ただの友達との付き合いではありませんので、程よい距離感などが大切です。

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他の施設の話を聞くと、派閥ができていたりして、悩んでるいる人も多いと聞きます。

・パートグループ、正社員グループ、古参グループ。

簡単に分けると、この三つのグループができます。

パートが固まるのは、パートという身分だからというだけが理由ではありません。

パートさんというのは主婦の方が多く、夜勤NGとか、日勤のこの時間でないと駄目とか、制約ができます

そのため、どうしてもパートさんというのは日勤帯に出る事が多くなり、正社員は夜勤帯に出る事が多くなります。

そのため、顔を合わせる機会が少ないので、言葉を交わすこともあまりなく、どうしても溝というものがうまれてしまのかもしれません。

やはり、同じ時間に同じ空間を共有し、一緒に働いている者同士が固まるのは当然ではありますが、パートさんの中でも特別な人はいます

それが古参グループです。

資格取得をする人が増え、需要も高まったこの業界は入れ替わりが激しいので、3年いれば古参となります。

この古参が威張っている施設は、かなり働きにくい職場になってしまい、空気もギスギスとしてしまいます。

古参とは

古参は仕事ができるというだけではなく、

  • その施設にどういった設備があるのか
  • 何が何処にあるのか
  • 必要な書類は何処にあるのか
  • 必要な頓服薬は何処にあるのか

といったような細かな情報を網羅しています。

そのため、新人は古参には逆らえません

どんなに優秀な人でも、「どんなものがどんなところにあるか」まではわかりませんので、その施設独特のルールがあればそれに従わなくてはいけません

そのため、古参というのは非常に重要な存在となり、そして、古参にすり寄る新人もこのグループの中に入ります。

最後に残ったのが、正社員グループです。

 

正社員ブループとは

このグループはある程度責任感があるため、派閥として問題ない場合が多いです。

そして、重圧のあるような仕事を任される事が多いですので、忙しく疲れていて、人間関係で揉めようという気力が残っている人も少ないです

大抵の会社は、正社員の方を、夜勤や日勤にとこきを使われてしまう事が多いように思います。

・利用者とスタッフに恵まれる事はまずない。

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介護の人間関係というのは、スタッフ間だけではなく、利用者とスタッフの人間関係も立派な人間関係です。

そして、その両方に恵まれるという事は、ほとんどといっていいほどありません。

何故なら、利用者を第一に考えれば、スタッフ間が厳しくなりその結果として人間関係が悪くなるからです。

逆にスタッフ優先で考えれば、利用者側が「何故こんな生活をしなければいけないんだ」という不満を爆発させるきっかけになってしまい、どちらも両方選ぶというのは、難しい事なのです。

そう考えると、理想の老人ホームというのは、どういうものだろうという疑問が沸きます。

どの施設も多かれ少なかれ問題は抱えていて、逆に問題のない施設はないでしょう。

その問題が上手く消化されるように、バランスを取れていればいいのですが、そうでない場合、スタッフ間のいじめであったり、利用者への虐待であったり、何かしら問題を起こしてしまう事にもなりかねません。

皆で仲良くワイワイとできればいいのですが、どうしても生活している以上それができないケースの方が多いのです。

また、施設に入居している方同士のトラブルが起きる場合ももちろんあり、利用者と利用者の人間関係も仲が悪くなる事があります。

しょっちゅう悪態を吐く人もいれば、直ぐに怒り出す人もいます。

認知症を持っていると、傾向や程度というものがあるので、余計に喧嘩が増える事になります。

皆仲良く!!これが理想ですが、なかなか難しいものです。

ただ、諦めるのではなく、どうしたらみんなが幸せな毎日を過ごせるのか、より改善していこうと考えるのが介護士の仕事の一つでもあると思っています。

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