自由恋愛真っ盛り!!結婚まで発展するバラ色の老年時代

短期入所が基本の「ナーシング」は、高齢者の運動系のリハビリを兼ねた介護施設となります。

リハビリのカリキュラムのなかには指先の訓練として麻雀をやっているところが多くあります。

手先を動かすことで機能回復をはかり頭の回転にも効果があります。

また勝ちにこだわることで精神的な活力になるようで活き活きとしてくることが分かります。

そんな軽度のリハビリステーションで起こるさまざまな出来事についてのご紹介です。

ステイション1

「男っていくつになっても」と思える張り合う心境とは

主な機能回復のプログラムは、体操などの運動と手先を使う麻雀や書道などがあります。

あとは合唱カラオケほかには詩吟などもあって、お腹から声を出すことで活力がみなぎることを狙います。

軽度の認知症の方もいますが、骨折後のリハビリなどが主たるところなので、原則としては長く施設にいることはありません

他の老人施設のように長期滞在するような、たとえばグループホームのような施設ではなく、医師や看護婦が常勤して介護士とともに機能回復を目指すわけです。

利用者の入れ替わりの激しい施設だからこそ、アクシデントが起こることも多のだと思います。

勝ち負けをこだわるあまりに口論となり、居室に戻ってから大げんかになることもありますし、多数派工作してグループを作り、対立相手に村八分にすることだってあります。

そんなちょっとピリピリした関係ばかりではなく、施設で仲良くなって退所後も交流している人達もいますし、なかには独りじゃつまらないと一緒に住む人もいます

ただ同性であれば問題はありませんが、異性間だとそうは簡単にはいきません

結婚まで発展する微笑ましいカップルの結末

実は限られた空間で異性と過ごすのは久しぶりと言う方が結構多く、「年甲斐もなく」と言いながらも青春のときめきを楽しんでいるカップルもいます

異性でも年齢と会話が合うと意気投合し仲良くなりますが、恋愛関係まで発展するケースはまれだと思うでしょう。

実際にはかなり多いのです。

ネームプレート1 (Unicode エンコードの競合)

不思議なことに男性陣は同じ女性を好きになることが多く、競争倍率を勝ち抜いて我が手にするわけです。

そうは言っても女性にも好みがありますので、ハートを射止めることができるのは至難の技のようです。

射止めるのは麻雀が強い人が多く、たぶん女性は「強い男」に惹かれるのかもしれません。

施設内は自由恋愛ですが、機能回復のための施設ですから、女性の居室に出入りしたり、もちろん男性の部屋に泊ってはいけません

ただ夜間になるとロビーでデートしていたり、散歩と称して施設内で手をつないで歩いていることが多く、何ごともなければ微笑まし光景として見守っています。

でも、その場限りの恋では済まなくなり、結婚の約束をしてしまうことがあります。

施設を出ると急激に冷める恋なのですが、燃え盛った炎を鎮めることができないようです。

最終的にはご家族からご相談を受けることになります。

ご家族の意向で大抵は悲恋で終わることが多いのですが、なかには結ばれるカップルもいます

そのような時は正式の結婚式をあげず施設内だけでお祝い会をして、退所後に日を改めて披露宴等を催すことで了解してもらいます。

またお互いの財産分割等でもめることも想定できますので、籍は入れず一緒に住むように提案します。

概ね自分達の要望が通りましたので、あとは退所の日を待って同居を始めることを約束しますが、実際には同時に退所することはなく、一方が先に出てしまうので双方の熱が一気に冷めていくようです。

結果として「面倒くさくなった」と言う理由で同居は解消され、もちろん結婚の約束も反故となります。

介護士にとっては「いつものこと」なのですが、ご家族は慌てふためき、思いとどまらせるために必至で説得するわけです。

言われれば余計に意固地になるのがお年寄りです。

みんなで祝福してあげれば、その場は楽しく過ごせていて、実生活(現実)に戻ると夢に時間だったことに気がつくわけです。

残りわずかな人生で恋の花が咲くことは微笑ましいことと思いながら見守っています。

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