使っている部屋をチェックするのがポイント!!身内が入所するときの施設見学

入所を希望したご家族が施設見学に行くと、玄関からホールやロビーなどの広々とした空間は一流ホテルのような趣があり驚くと思います。

      • 車椅子が交差しても余裕があるほど広くなった通路
      • 腰をかがめていても伝い歩きできる低い手すりが設置
      • 居室と共用部を区切るスライドドアは軽く引ける

(お年寄りでも簡単に開け閉めすることができます。)

ご自宅と比べると格段に素晴らしい設備に感動する方が多く、館内の温度調節や湿度調整もされています。

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いたるところに消毒用のアルコールが設置されていて、安心できるように見えるものです。

入所が難しいからこそ申込先は見学してから決めるべき

レクレーションの時間であれば、通路をコースに「電車ごっこ」と称して長いロープの輪の中で全員が歩調をあわせゆっくりと散歩。

一生懸命音程を合わせようとしながらの合唱や、ナツメロなどの音楽鑑賞を楽しんだりしています。

入所している皆さんがニコニコと笑い、楽しそうな空気を感じ取ることができると思います。

自分の身内が入るのであれば、こんなに綺麗で広々とした施設。

そして楽しそうに笑いがある生活に「ぜひお願いします」と申し込まれる方が多いようです。

もちろん入所リクエストに対してすぐに応えられるのはほんの僅かな施設で、日本全国の老人施設はどこも満床です。

入所申込から3年待ちは普通のことで、もっと長い期間が必要なところもあります。

さらに厳しい条件が加わり、地域によっては宝くじ並みの難関になっているところもあります。

希望してもなかなか入ることができない老人施設ですから、一度入ることができたら「気にいらない!」と言う理由ですぐに退所することはできないものです。

それだけに最初の施設見学はかなり重要になってきます。

施設をちょっと見て「キレー!」「ヒローイ」なんて感動しても生活していくうえでは意味がなく、実際の法人の形態をしっかり見てこなくてはいけません。

施設を判断するポイントは個室にあり

口コミサイトでもあれば多少のことは分かるかもしれませんが、老人施設では余程のことがなければ知りたい情報について口コミに載ることはありません

ネットで検索しても選択肢は少ないかもしれません。

そこで施設見学があるわけですが、一番見なくてはいけないのは個室です。

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食堂やお風呂は法的な決まりがあってどの施設も大差はなく、一番違うのは個々の入所者が過ごしている「お部屋」なのです

間取りや採光などは部屋によっても違います。

介護士に近い部屋やトイレの近い部屋は便利ですが落ち着きません。

施設によっては夜間の見回り点検の関係で部屋のドアを開けているところもあります。

音に敏感な方だと人が動く場所の近くは余計に落ち着かないこともあります。

希望する部屋に入れるかは微妙なところですが、回廊型の建物であればかなり希望に近い部屋になっていると思います。

でも肝心なのはお年寄りが過ごす部屋なのです。

ベッドの生活に馴染んでいるとちょっと横になるときやお菓子などを食べるときも布団の上を使いますがベッドに馴染んでいなければ「床に座布団」を望む人も多いのが現状です。

特にテレビを見る時にはベッドで見るか、床に座っているかは重要になってきます。

狭い室内では床に座ると目線をかなり上にあげなくてはいけません。

とても長い時間テレビを見ていることはできないはずです。

でも「親切な施設」であれば、テレビを見やすい位置に移動してくれます。

もちろん掃除などでひと手間かかりますが、お部屋では唯一の楽しみとなっているテレビですから、見やすい位置はかなり重要なことなのです。

基本的にプライベート部分なので、個々のお部屋見学はできません

しかし、ドアが開いていれば中を見ることはできます

座布団が敷かれていて、テレビが既定の場所にあるようなら、「決められたこと以外はしない」施設と思ってもいいはずです。

ちょっとしたことですが、過ごしやすいように心配りをしてくれる施設が、「終の棲家」には必要なのです。

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