現場で働く介護士に聞いた!!施設の本当の姿が見られる時間帯とは?◯◯さえ見ればすべてがわかる〜『身内が入所するときの選択ポイント』を教えちゃいます

老人ホームと一口に言っても施設の形態によって介護士などのスタッフが行う仕事の内容は大きく違います。

特に特別養護老人ホームのように日常生活で介助を必要とする施設の場合には、担当するスタッフが常に心身の状態をチェックしていかなくてはいけません。

介護のレベルは食事時の見学で知ることができる

そんなスタッフが日頃大変なのは食事の時間です。

ベッドから起き上がれずに食堂に移動できない場合には部屋食をとることになります。

基本的には全員が同じ時間に同じ場所で食事をとることになります。

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食堂の席にはネームが貼ってあり、いつも同じ場所を利用することになります。

腎臓病や糖尿病などの既往症があると、食べ物が制限されていて処方薬と相性が悪い納豆がダメだったり、塩分制限で漬物が食べられないことは普通のことです。

でも入所者さん同士で「奥さんコレどうぞ」っと隣の席にお裾分けすることもあります。

ときには他人の食事を食べてしまうことだってあります。

また介助なしでは食べられない方には介護士が食事を口に運び食べさせることも日常作業となります。

入所者にとっては唯一の楽しみである食事ですが、新人介護士のなかにはスプーンを片手に2本ずつもち、4人に食べさせていることがあります。

当然決められた時間内に一定量を食べさせなくてはいけないのですが、無理に口に入れると舌で押し出してしまい余計に手間がかかることになります。

個々のスピードにあわせて口に運ぶことになるため両手でスプーンを持っているわけです。

まさに「行動はゆったり・心は急いている」のですがあまり良いこととは言えません

そんな戦争状態の食事中に見学者が入ると、入所者に笑顔で接している以上に見学者にも応えなくてはいけなくなります。

新規入所のための見学は食事時こそがその施設の介護のレベルが見える時といえます。

施設の善し悪しは設備よりも介護士で決まる

  • 4本のスプーンはそれぞれの深皿にもどす。
  • 口に入れると半分は押しだす食事を更にすくって口入れる
  • 「美味しい?」と声をかける

普通のことです。

新人介護士が多い施設になると気が回らずに自分の仕事に没頭してしまいがちです。

もちろん来客の視線を感じることなく、ひたすらに口の中に押し込もうとしているように見えるかもしれません。

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介護の現場では普通のことなのですが、ご家族にしてみると嫌がって口から押し出しているようにも見えます

その介助の仕方に不安になることもあるようです。

施設では自宅で1対1の介護との違いを説明するよりも、家庭と変わらない心を持った介護をしていることを気付いて安心してもらった方が良いわけです。

そのためには「美味しい?」とか「これ嫌いだけど頑張って」と言って口に運ぶことが大切なわけです。

「入所者がなぜ、そうしているのか」を理解できている経験を積んだ介護士がいる施設

突然の来客者があっても日常生活のように接することができる介護士がいる

そこはちょっとした気遣いができる安心して任せることができる施設のはずです。

介護士は交代制で24時間入所者を見守っていますが、それぞれが一定の部屋数を担当するため、時間内に自分の仕事をこなさなくてはいけません。

でも担当に関係なくすべての入所者に対して見守りや介助を行うことになっています。

だからこそスケジュールをきちんとこなす技量が大切です。

それによって時間に余裕が生まれ、お部屋で独り過ごしている入所者さんに声をかけたり、トイレに入る前に声かけすることで安心感を与えてあげ、過ごしやすい環境を作ることができるわけです。

少しの時間では気付くことが難しい部分もありますが、声掛けのできる介護士がいるところは良い施設です。

また体調の変化にいち早く対応してくれる施設も良い施設です。

 

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