認知症の方が老人ホームからいなくなった!!施設での徘徊対策はどうなっているの?

老人ホームにご家族を入所させるにあたり、様々な心配がありますよね。

環境に馴染めるだろうか、金銭面での負担、病気に対する不安などなど…。

そんなたくさんのご心配の中で、認知症のご家族をお持ちの方が特に心配なのは、徘徊に関することではないでしょうか。

ニュースで流れる高齢者の事故

去年、認知症による行方不明者は1万人近くいらっしゃるという報道がありました。

また去年の5月頃に、JR東海管内での踏み切りで、事故がありました。

徘徊による認知症の高齢者の方が線路内に立ち入り、列車と衝突して犠牲となってしまいました。

深刻さを増す認知症の高齢者に対する徘徊。

ご家族としては当然、安全に対する配慮面はとても気になる事だと思います。

では、実際に施設ではどのような環境が作られているのでしょうか。

施設での徘徊に対する対策

施設ごとに様々な特色があります。

施設長などのトップの方の考えにより、本当に様々です。

例 私たちの施設の対策

『閉鎖的な環境を作らず、オープンでありたい』との思いがあります。

ですから認知症で徘徊の可能性が考えられる方が利用してらしても、日中はカギをかけたりお部屋に閉じ込めたりと言うような事はしません。

と言っても夜間は安全対策のため、勿論施錠していますよ。

認知症の方が老人ホームからいなくなった 交通事故や行方不明に合うかもしれない 施設での徘徊対策はどうなっているの ㈰ (Unicode エンコードの競合)

  • 「それなら、簡単に外に出られるのではないか」
  • 「人手不足と言われている介護の担い手がいないのに、大丈夫なのか」

そんな声が聞こえてきそうです。

でも、大丈夫です。

しっかり安全面への配慮を行っています。

このような事故を未然に防ぐため、国でも各施設への人員配置に関して基準を設けています。

利用者何人に対し、介護職員が何人いなければいけない、というような決まりがあるのです。

全ての皆さんに対し、どのように安全に配慮すればいいかは勿論検討し、対策しています。

しかし特に徘徊の可能性がある方に対しては、注意深く目を光らせています。

日中、カギをかけずに施設から外へ出ずに過ごすことが出来るポイントは何でしょう。

ズバリ!

徘徊の原因を突き止めることです。

なぜ、この方は徘徊を繰り返すのか、なぜ外に出ようとするのか…。

その原因を何度もスタッフで話し合い、分析をします。

そしてどのように対策していけば良いか、考え、実行します。

勿論、実行しただけでは終わりません。

結果がどうだったか、良くも悪くもしっかりと話し合います。

何が良かったのか、何が悪かったのか、今後はどのようにしていけば良いのか…。

常に私たちはカンファレンス(会議または協議。私たち介護の現場では、会議という意味で使われています)を行い、スタッフ間での情報共有に努めています。

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徘徊の原因って?

では、先にお話した徘徊の原因について触れましょう。

徘徊するには、必ず理由があります。

中には病気が関連したことで、理由無く歩いている場合もあるかもしれません。
(今回こちらでお話する内容は、あくまでも施設を利用している方を対象としているお話で、例えば精神科などでの治療が必要な人は除いています。)

いつも夕方になると徘徊を始める人の例

これは「もう夜になるから家に帰らなければ行けない」。

そんな思いから、ウロウロ歩く方もいらっしゃいます。

この場合は、ご本人のお部屋(居室)へご案内します。

「ここがあなたのおうちですよ。安心してくださいね」と声をかけます。

また、時間に限らずウロウロしている場合も、勿論理由がある場合が多いです。

特に多い理由として、トイレに行きたいということが挙げられます。

認知症が重度になると、体は排泄がしたいけどご自身で「トイレに行きたい」と言葉で話せない場合もあります。

それが原因で無意識に歩く…。

このような場合は、まず、声をかけてトイレへご案内します。

こちらで落ち着く場合が多いです。

施設の中では緊急時に使用するための階段があります。

筋力の低下している高齢者の方々が利用するには少々危険を伴いますので、普段階段は使用できないように対策をするなど、安全面にはしっかり配慮し、日々介護しています。認知症の方が老人ホームからいなくなった 交通事故や行方不明に合うかもしれない 施設での徘徊対策はどうなっているの ㈪ (Unicode エンコードの競合)

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