思いもかけない事件が起こる!!認知症型の施設のトラブル

認知症型の施設では思いもかけないことが起こるものです。

記憶の後退によって若かりしころの自分と錯覚してしまい、鏡の自分を見つめて「泥棒が来た!」と大騒ぎしてしまう。

職員が大混乱!!

その騒ぎに紛れ、施設から飛び出て迷子になるなってこともあります。

今回はそんな認知症型で最も気をつけなくてはいけない介護の見守りについてご紹介します。

夜間独り1

入所者と介護士とのトラブル

入所者とのトラブルとして多いのが介護士の胸やお尻をさわるセクハラです。

もちろん悪気はないのですが、膨らみを見ると「血が騒ぐ」のかもしれません。

面白いことに、みんながいるところで悪さはしないのですが、居室やお風呂場などでは「おーい!入所してなきゃ犯罪だぞぉ」って状況もしばしばあるものです。

頻繁にセクハラ行為があるご家族との面談が必要になります。

まずはこの症状についての一般的な話をします。

ご家族にとっては非常にショッキングなのです。

大抵は介護士単独ではなく施設長などの責任者とともに伝えることになります。

いまでは働く環境としての整備がなされているので、利用者との契約時に重要事項説明でセクハラや暴言・暴力がある時は退所についてお願いすることが盛り込まれています。

以前は「言われるがまま・されるがまま」で・・・。

とにかく作業を終わらせることだけで精一杯でしたが、改正によって精神的には楽になった気がします

ホール無気力1

セクハラや暴言が原因で介護の世界から去っていく人たちもいましたので、整備ができてある程度はホッとしています。

ただ実際に「退所をお願いします」と伝えた施設を聞いたことがありません。

介護の現場は少しずつ整備されてきてはいますがまだ改善されるべきところはあるのかもしれません。

入所者同士のトラブル回避の方法

そんな認知症型の利用者のなかには職員に対してだけではなく、同じ入所者とトラブルと言うケースもあります。

例えば・・・・

◆隣席のおかずを盗った
◆食事の仕方が気にいらない
◆勝手に他人の居室に入って私物を持ち出してしまう

などケースも様々です。

もちろん悪気はないのですが、場合によってはトラブルに発展してしまうこともあります。

多くの場合にはご家族からの訴えで判明することになるので、対応が後手になり問題化するのです。

そのなかには取り返しのつかないケースもあります。

基本的に複数階の施設では、1階に役職員の事務所や外部者との面談室、またミーティングルームなどがあり、ほかにも調理室や食堂を置いていることが多いようです。

居室は重篤者が1階で、あとは2階以降となりますが、個別で歩ける人は上階となり介助が必要な人は2階となるわけです。

必然的に2階に介護士のステーションが設けられることになり、3階は歩行が元気な人が使うことになります。

日昼は職員が頻繁に通路を歩いていますし居室を訪ねますが、夜間は定期的な見回りくらいしか歩かないことになります。

そこを知ってか知らないかは別として施設からの脱走を企てて、職員玄関から脱出してしまうことがあります。

もちろん通常では出ていくことはできませんが、見回りの最中に見つからないように出ていくようです。

いまでは職員玄関も内部から施錠しているので出ていくことはできませんが、次の見回りで不在を発見するまで暗闇のなかを徘徊していることがありました。

夜間は限られた人数しかいないので、事前に警察や地域の方たちにお願いして探してもらえるようなネットワークはできていますが、数年に1度はそんな「事件」が起こることがあります。

そして何よりも困るのが「ひと目惚れ」です。

認知症による記憶の後退で若さを取り戻したことで、異性に興味を持ちいわゆる「夜這い」に出るわけです。

でも一方は何が何だか分かりませんから、大声で助けを呼ぶことになり、寸前のところでストップになることもあります。

こうゆうトラブルが出ると、施設では「重篤者」として1階のお部屋に移ってもらうことになります

ちなみにこの夜間徘徊男性ばかりではなく、女性から積極的にと言うこともしばしばですから、「女性だから大丈夫」と言うことはありません。

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