フィットネス・アクアビクス〜健康に過ごすために欠かせない運動と安全対策

老人ホームのイメージとして、「最後の人生を来るところ」と思われている方が多いようです。

家族に迷惑をかけずにすごし、介護の専門職である介護士に見てもらう安心感があるようです。

一方で老人ホームに入所した後の生活について不安を感じている方もいます。

その原因の一つとして「提供されるアクティビティサービスの内容の物足りなさへの不安。」が挙げられます。

老人ホームの職員としては、入所される方々に心身共に元気に過ごしていただきたいという目的から、色々な体操イベントを考えて提供します。

ただ、その内容が少し幼稚、お遊戯のような感じ、お世話される雰囲気がある、と考えているようです。

これまでの老人ホームがそのような内容を提供する施設が多かったこともあり、皆さんの間にイメージが固定されているのかもしれません。

しかし、近年は老人ホームに入所してもアクティブに、高齢者と感じさせないプログラムを提供する施設が増えてきています

老人ホーム=お世話が必要、幼稚という昔ながらのマイナスのイメージを覆すものです。

フィットネスを提供

例えば、「フィットネスを提供してくれる老人ホーム」があります。

フィットネスというと成人が行うもの、高齢者は出来ないだろう、と考えてしまう方もいるかもしれません。

もちろん、成人と同じ内容をすべて入所されている方々に提供するには体力的にも難しい為、レベルを変えて提供します。

しかし、提供している雰囲気や器具はフィットネスクラブ、スポーツクラブそのものです。


◆軽いランニング
◆筋力をつけるマシンのトレーニング
◆ポップな音楽を流してのエアロビクス
◆ゆっくり行うヨガやアクアビクス


など様々です。

教えるインストラクターも活気があり、「おじいちゃん、おばあちゃん、こうしようね。」という接し方ではなく、一般の方と同じような接遇を行います。

フィットネスの中でも多くの人に一番驚かれるのは「アクアビクス」のようです。

アクアビクスはプールの中でリズムに合わせて体操したり、様々な器具を使用して水中トレーニングを行います

アクアビクス㈪
水中版のフィットネスというとわかりやすいですね。

老人ホームに入所されている方達は介護保険サービスの介護認定を受けている人がほとんどです。

そんな方達にプールは危なくないの?溺れないの?と疑問を持つ方も多くいるでしょう。

しかし、条件が合えば問題なく利用できます。

アクアビクスの条件とは

まず、アクアビクスが利用可能な前提条件として「主治医の許可」が必要です。

高齢になると様々な病気を抱えます。

その方の状態に対してプールが可能かどうか判断してもらうことが第1です。

病気によっては許可が下りないことがあります。

実際は可能なケースが多く、水の中での運動は大丈夫だけど、陸上での運動は控えておいてほしいという病気が多くあります。

例えば、心臓の疾患です。

不整脈や心肥大などの病気は心臓に負荷がかかるのを防がなければいけません。

陸上でレーニングをすると血圧が一気に上がり負担がかかってしまい危険です。

ところが、水中運動では血圧や脈の数値が運動前後に変化がないというデータもあり、水中の中では負担をかけることなくトレーニングが出来るのです。

脳梗塞で半身に麻痺がある方、膝や股関節の痛みがある方でも利用できます。

次に、「排せつのコントロールが出来ている」ことが挙げられます。

プールは多くの人が使用するため、清潔であることが必要なのでコントロールできなければいけません。

このように条件がクリアできればアクアビクスは可能になります。

アクアビクスの指導をするインストラクターは

理学療法士

介護福祉士

介護予防運動指導員

といった介護に精通した人たちが多く、高齢者の病気や特性などを勉強しています。

水の中での緊急時の対応も日々訓練をしています。

例えばプール内でおぼれた場合はインストラクターが駆けつけ、水中用のタンカに乗せて、人工呼吸やAEDでの対応を行います。

アクアビクス㈰
アクアビクスを行う方は健常者と違い多くのリスクが伴います

その為に、知識を深め、トレーニング中の入所者の観察、緊急時の対応の訓練を日々行っています。

安心に安全にアクアビクスを楽しみながらリハビリが出来るのです

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