お風呂中の事故が心配!?入浴事故対策と身体のケア対策

老人福祉施設は沢山の利用者さん(入所者さん)がいらっしゃいます。

要介護の人が増えているのに、介護の担い手が少ないのが現状です。

このような背景から、家族としては安全に入浴できるか不安になるものです。

介護スタッフ不足が叫ばれる中、きちんとお風呂のケアを行うスタッフがいるのか…。

心配になりますよね。

老人福祉施設における入浴の現状

施設にもよりますが、基本的には脱衣所に1人または2人、浴室に1人または2人、というように脱衣所・浴室それぞれにスタッフが配置されます。

多人数の施設になりますと、当然スタッフの数は増えます。

少人数の施設になると、同じくスタッフの数は減ります。

しかし、どこの施設にも共通する点は「1人の介護スタッフで浴室・脱衣所を見るというような危険な人員配置はしない」という事です。

脱衣所や浴室・浴槽の中はとても滑りやすくなっています。

きちんと介護スタッフの目が行き届くように配慮されています。

介護スタッフ数が減っている時代ですから、過重労働が心配になりがち。でも、安全面にはどこの施設も十分配慮していますので、どうぞ安心してくださいね。

どのように配慮されているか?

機械入浴、またはベッドバスと言って、寝たきりの方が寝たままでお風呂に入る事が可能な特殊な浴槽があります。

同じように、車椅子に乗ったまま湯船に浸かることが出来るタイプも存在しますよ。

オドロキですよね。

便利な世の中です。

このようないわゆる機械浴と呼ばれる方法においては、複数の介護スタッフで入浴のお世話をします。

中には、看護師が全身状態をよく見ながら介護スタッフと一緒に入浴のお世話をする施設もあります。

2老人ホームでの入浴事故対策とお風呂介助の考え方㈰ (Unicode エンコードの競合)

高血圧の人、心臓病の人は特に寒暖の差に注意が必要です。

ヒートショックという言葉をご存知でしょうか。

主に、建設業界で使われている言葉のようですね。

これは、急な温度差による体への悪影響の事。

寒さで、血管がギュっと収縮します。

そうすると当然血管に負荷がかかります。

突然血圧が上がることで心筋梗塞や脳梗塞などの危険な状態、または失神などの症状が出現します。

このヒートテック予防のため、冬期間は特に浴室周りの温度差に気を配っています

一般的には脱衣所と浴室がほぼ同じ温度になるよう、脱衣所にファンヒーターやオイルヒーターなどを用意しています。

中には脱衣所と浴室のドアを常に開放し、暖かい空気が両方の部屋に流れるようにする所もあります。

看護師の仕事

お風呂から上がった後、利用者さん(入所者さん)によっては体にお薬を塗ったり、傷などの手当が必要な場合があります。

このような時は、脱衣所で待機している看護師が対応します。

基本的には利用者さん(入所者さん)が病院で処方されたお薬を使用します。

当然施設は病院ではありませんから、病院で受診なさっていない場合においての皮膚などに異変がある時は、入浴することが出来ません

ただし、軽い皮膚の乾燥などでガサガサしている場合は保湿剤を使い、きちんとケアします。

擦り傷、掻き傷などの日常生活において発生する、程度の軽い傷の場合は、絆創膏やガーゼなどで対応します。

傷口が痛む状態は、皮膚で覆われているはずの部位が露出している事で発生します。

その露出されている部分を皮膚の変わりになるもので囲うと、痛みが軽減します。

そのため、看護師はガーゼや絆創膏のほかに、傷口をカバーする皮膚の役割を果たす、「ワセリン」という軟膏を塗ることがあります。

また、傷口が感染しそうな状態の場合は抗生物質が入った軟膏を塗るなど、しっかり対処しています。

2老人ホームでの入浴事故対策とお風呂介助の考え方㈪ (Unicode エンコードの競合)

 

もしご不安があるようでしたら、施設見学が可能な場合が多いので、是非実際にご覧になる、または施設の方にご質問なさるとよろしいと思います。

大切なご家族

安心して預けたいですよね。

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