夕方4時に寝て夜中1時に起きて騒ぐ!!昼夜逆転どうしたらいいの?

高齢者に多い悩みの一つとして、「睡眠」が挙げられます。

昼間は寝ているのに、夜は活動的になり寝ない

朝方になってやっと眠り出すので、介護をする家族にとっては負担が大きい…などと言う事もよくあります。

私達にも、時々このようなことはありませんか?

昼間寝てしまって、夜は眠くならず、朝方になってやっと就寝。
そして、日中目が覚めますが、体がすっきりせず、また昼間に寝てしまい、夜寝られない…という悪循環。

睡眠のリズムを整えることは、簡単なようでとても難しいですよね。

今日は高齢者の方の睡眠について、お話したいと思います。

加齢による睡眠の質の変化

大なり小なり、加齢と共に身体的・精神的に衰えが生じます

これは睡眠に関しても同じことが言えるようです。

よく、高齢の方は「早寝・早起き」と言いますよね。これは眠りが浅くなっていることに関連しています。

レム睡眠、ノンレム睡眠という言葉を耳にしたことはありませんか。

脳の睡眠を示す、ノンレム睡眠。これが加齢と共に変化してきます。
脳が眠っているということは、いわゆる「ぐっすり寝ている状態」を示します。

しかし、高齢化に伴い、ノンレム睡眠が浅くなってしまうのです。

そのため、私達が気にならないような多少の物音や光などの環境による刺激、また、トイレに行きたい、同一体位で寝ていたことによる体の痛みなどですぐに目が覚めてしまいます。

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また、認知症の方は睡眠が浅いため、特に睡眠の障がいが強く出る場合が多いようです。

そのほか、認知症の方はご自身の身体状況を明確に家族や周囲に伝えることが難しい場合があります。

これに関連していますが、見落としがちなのが痛みに対する視点です。
身体のどこかに痛みが生じている場合は、睡眠の妨げになります。

睡眠対策

加齢に伴い、身体能力が低下します。
つまり、体力が落ちていくということです。そのため、疲れやすくなります。

床につく機会が増えていませんか。

やることがないから、とりあえず横になろう、これが寝付きの悪くなる原因の一つです。
ただ、眠そうにしている姿を見ているのに、起こしている事は酷な気がして、抵抗がありますよね。

このような場合は、ただ時間を過ごすだけでなく、色々な刺激を与えることもいいかもしれません。

例えば、お時間が許すようであれば日中のお散歩。

ご家庭の状況によっては時間を捻出する事が難しい場合もあるかもしれませんが、可能な範囲で無理なく取り組めることを考えてみましょう。

4夕方4時に寝て夜中1時に起きて騒ぐ!!昼夜逆転どうしたらいいの?㈰

サーカディアンリズム(概日リズムとも言います)という言葉をご存知でしょうか。

一般的には体内時計と言う言葉で代用されています。

人の体は25時間周期で作られています。

世の中は24時間でまわっていますので、毎日1時間のズレが生じます。
私達はそのズレを、朝起きて日の光を浴びる、食事を食べる、など外界の刺激を得て、日々修正していきます。

ですから、朝なかなか起きられな場合でも、朝日を浴びる、規則正しい時間に食事を摂る、などの生活リズムを見直してみましょう

前述した痛みに対するケアも睡眠を整えるためには重要になります。

痛みというものはご本人のみが分かるもので、周囲が判断するのは、なかなか難しいですよね。

一緒にお風呂に入った際、

  • 体のどこかにぶつけたような痕がないか?
  • 歩き方などでどこかに痛みが出ていないか?
  • 普段の表情でしかめっ面をすることはないか?

など、身体状況をよく見ることも大切です。

日常生活で改善できないものがあります。

それがいわゆる「睡眠障がい」というものです。

私達の周りにも、不眠症だと診断されている人はいませんか。

そのような方々は、病院に通ってお薬を処方されていると思います。
同じく、高齢であっても治療が必要な場合もあります。

このような場合は通院が必要で、また、内服による治療も必要になりますので、なかなか睡眠パターンが改善しない場合は病院にご相談なさるのもいいかもしれません。

そこまでは…と思う場合は、身近なケアマネージャーさんなどにお気軽にご相談なさってくださいね。

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