食事・移動などひとによって違うケア!!どのように対応しているの?

利用者の状況というのは、十人十色です。

主な利用者の状況というのをわけると、【食事】にまつわるものと【移動】に関するものにわけられます

利用者の状況1

食事にまつわるお話

大きく分けると、胃ろう経管栄養入れ歯の三つがあります。

胃ろうというのは、胃に穴を開けてチューブを取り付けた状態の事をいいます。

そこから、食事となる栄養剤を流し込むという形になります。

胃ろうの利用者には、チューブの周りのただれや出血などに細心の注意をはらう必要があります。

経管栄養というのは、鼻からチューブを流して、食事となる栄養剤を流し込む方法です。

鼻から出血などがないか適時確認する必要があります。

この行為は特別な許可、レクチャーを受けないとできないことです。

利用者さんの負担を考えると慎重に行わなくてはならないため神経をかなり使います。

歯について

そして、高齢者の方の半数以上が使用している皆さんがよくご存知の入れ歯

80歳以上で20本の歯があれば市から表彰をされます

そのくらい入れ歯がないという事は珍しく素晴らしいことです。

今は頑丈だという人もいつかは入れ歯を入れなければいけない日が来るかと思います。

高齢者というのは、歯の健康状態を保ちにくいのが現実です・・・

単純に歯磨きをしにくくなるというのもありますし、それ以上に歯が脆くなってしまっているという事もあります。

入れ歯になると、食べ物の味が全然違うという話を聞いた事があります

難しいことではありますが、当たり前の食後の歯磨きなどを怠らないように、歯の健康は保っておいた方がいいでしょう。

この入れ歯というものが実は問題が多く、よくありこちで外す人がいます。

認知症などを持っていると、入れ歯を入れるメリットというものがよくわからなくなってしまうことがあります。

そして、入れ歯が合ってないとしょっちゅう歯医者さんに苦情を言っている人もいるのです。

これは、ある程度入れ歯を入れると違和感が出るので仕方ない事なのですが、施設にきている歯医者さんが気の毒に思う時もあります。

しかし歯医者さんもプロなのでそこはきちんと対応してくれているので安心です。

食事は人生の一番の楽しみといっていいほど、年齢など問わずに誰でも楽しめる娯楽の1つでもあります。

そのことをプロでである歯医者さんはよくわかっていますからね。

それが制限されてしまうと、かなり生活の質が落ちてしまう事になりますので毎日の歯磨きはきちんと行うよう歯医者さんに私たち介護士も指導されています

移動に関するお話

年を重ねると、やはり足や腰に違和感を感じ始めるのが普通ですので、車いすシルバーカーなどの補助器具などのお世話になる方が多くなります。

高齢になると骨折などの骨を折る機会が増えるため、そうした骨折で一時的な処置をしている人から、足腰が悪くなって一生車いすで生活しなければいけない人など様々です。

どの施設でも一定数の人は車いすで生活しています。

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シルバーカーというのは、よく街でおじいさんおばあさんが押しているものです。

単に『車』と呼ぶ人もいれば、『押し車』と呼ぶ人もいます。

これは姿勢が安定する上にリハビリにもなるので、足が悪い人が良く使っています。

全ての体重をかけられるため、腰に負担なく移動することができます

杖というものは、昔からお年寄りの第三の足になってくれるとても便利なものです。

杖は不安定なので、ある程度足腰がしっかりしている方でないと杖の使用はできません

ただ、歩行にそこまで問題がないという人は、杖での移動を行っています。

ただ、認知症であったりリハビリ意欲が高すぎたりすると、本当は杖移動をする事ができないのに杖移動をしてしまう人もいたりして、そこが難しいところです。

利用者には、体の不調部分も人それぞれ違いますので、状況によって十人十色になります。

全ての人に平等に接して、病状に合わせた接し方をしていかなければいけません。

それは簡単そうにみえて、ただの優しさだけでは難しい事なのです・・・。

全ての利用者が毎日を少しでも幸せで心地よく生活できるように、介護士は周りの環境を整えていかなくてはいけないのではないでしょうか?

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