ペットと入居できる老人ホームはあるの?アニマルセラピーの効果

アニマルセラピーという言葉を知っていますか?

日本語に直訳すると、動物介在活動とか動物介在療法とか訳されますけど、いずれも動物によって人間が癒されることに注目して行われはじめたものです。

現在では、このアニマルセラピーが様々な分野で活用されているんです。

例えば、

  • 親がいない子や精神的に不安定な子ども
  • エイズやガンで緩和ケアを受けている方
  • 自閉症やダウン症などの先天的な疾患を抱えている方
  • 精神疾患を持っている方
  • 犯罪傾向のある方

 などに効果を発揮しています。

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アニマルセラピーと老人ホーム

そして、数は多くはありませんが、老人ホームでもこのアニマルセラピーを取り入れている施設もあります。

高齢者になって、一人暮らしになっても自分の生活を営むだけで余裕がなくなったり・・。

要介護となってしまって動物と一緒にいたくても、世話ができなくなったりすることはよくあることです。

本当は、動物が好きでずっと一緒にいたいと思っていても、離れなければならないことだってあります。

ですが、そのことがきっかけになって、体調を崩してしまったり、心が塞ぎこんでしまったりする高齢者は意外にも多いものです。

でも、動物と過ごすことで心が癒やされ、日々をやさしい気持ちで過ごすことができるようになった高齢者もまた多いのです。

動物好きな高齢者のために

「高齢になっても安心してペットと過ごせる施設を作りたい」

そう考えたのは、特別養護老人ホーム『さくらの里山科』の施設長・若山さん。

若山さんは、最初から動物に癒しの効果を求めたわけではなかったのです。

高齢者の支援の一環として、保健所から殺処分される予定だったり、飼い主が先立ってしまったりした猫や犬をホームに連れてきました。

 

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しばらく日時がたち、まったく話さなかった入居者が話しはじめたり、昼夜逆転していた女性が夜になるとゆっくり休むようになりました。

ホームに動物が存在することの効果は想像以上に大きなものでした

ペットと離れたくないなら

全国的に、まだまだ少ない動物と一緒に居られる老人ホーム

ですが、動物の癒しの効果は、病気の人をはじめ高齢者にも大きなものであることがわかっています。

老人ホームに入居しなければならない…

老人ホームに入りたくてもこの子たちを置いていけない・・・

犬、猫も家族ですからお気持ちはよくわかります。

そんなとき、もしペットと離れたくないのであれば、動物と一緒に居られる施設を探してみるといいでしょう。

このようなことを考えたくはありませんがもし自分が先に天国に行くことになっても、その後この子たちの面倒を見てくれる人がいれば安心ですよね。

 

実際に入居された方のお話

今までも人見知りが激しくご近所付き合いもなく、唯一の話し相手がシュナウザーのチャコ。

チャコがいると散歩に出ても人に話しかけられていました。

 

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散歩をしていると少しずつ近所の人とも挨拶くらいはするようになりました。

チャコは大事な家族。

そんな時

脳梗塞で倒れてしまったのです・・・。

幸い右足が動かなく杖を付いて歩かなくてはならなくなりました。

その時チャコは親戚が預かってくれましたが長い間は無理とのこと。

チャコと離れたくはありません。

そこでペット同伴入居老人ホームを探しました。

とても人気があり待ちが多いこと・・。

同じようにペットと離れたくない方が多いということですね。

ペット同伴入居の場合は少し料金は上がりますがチャコと一緒なら・・・。

その方が選んだのが介護付有料老人ホームでした。 

運がよく新しく老人ホームができる話がありそこに早速連絡。

ペットと一緒だと別途保証金・動物管理費等がかかります。

もちろんペットにかかる食事代、病院代・トリミングは飼い主持ちです。 

介護保険制度により介護士やホームヘルパーさんはペットにごはんをあげたり、世話をするのができないというのが条件にもありました。

実際入るまで心配だったと聞いています・・・。

犬の健康面も心配です。

キチンと散歩をしてあげられるのかと。。

しかしそこはドックランも付いていて犬は走ることができるのです。

一緒に運動もできるんです。

もちろんアレルギーのある方犬嫌いの方は入居をしないわけで、皆楽しくペットと触れ合っています

はじめはやはり人を避けていたのですが、元気だった時を同じように挨拶からスタート。
チャコの親として自然と他の入居者の方と仲良くすることができました。

そこの老人ホームでは亡くなったあとの犬をどうしていくのか?よく話が出ます。

同じ立場。

先のことが不安で皆同じ悩みを抱えています。

避けては通れない問題です。

悲しいことですが同じ施設の75歳の仲間がなくなりました。

ミニュチュアダックスの飼い主です。

運よく先に愛犬を無くした方が同じ施設内にいてその方が新たな飼い主として引き取ってくれました。

今は新たな飼い主の元、部屋こそ違いますが同じ施設内でゆったりした時間を過ごしています。

老人ホームではボランティア活動の一環として里親を探しもしてくれます。

こんな夢のような老人ホームに入れてしあわせと皆さん口を揃えておっしゃっています。

動物が人に与えてくれることは数多くあります。

動物がいることによりホームでの生活も楽しいものになります。

何より生活の質が格段に上がることは間違いありません。

家族と同じ、いや、それ以上の存在になって、例え寝たきりになってしまったとしても動物たちは心の拠り所となってくれるはずです。

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