介護付き有料老人ホームは一生いられると思っていたのになぜ?

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家族から思えば「介護付き老人ホーム」と聞けば、一生涯面倒を看てもらえる、と思うかもしれません。

待ちに待った入居、そして一安心と思いきや…契約内容と違っていたり、人間関係や認知症による退去・病気が悪化した時の長期入院など、考えてもいなかった事態に戸惑うことも多いはずです。

企業ならではの誇大広告

老人ホームの規模は、大抵が50〜100名を受け入れています。

非営利目的とはいえ、企業としては「早く多くの人を入居させたい・良いスタッフを集めたい」のが実情ですね。

企業にありがちな「誇大広告」。

これに惑わされる入居者家族やスタッフも多いはずです。

「心を込めて家族のように介護致します」

「住みやすい環境をご提供いたします」決まり文句のように、どの施設を見ても掲げる理念は同様なものが多いです。

ここで、家族は当然の事ながら安心してしまいます。

しかし、有料老人ホームは普通の老人ホームと比べて入居費が高い事もあり、家族が納得いかない介護内容の場合も多いはずです。

人件費をギリギリに運営しているのだから、宣伝文句のように行き渡る介護が出来ない事もあります。

というか、最初から無理でしょう。という場合が多いと思います。

でも、「預かってくれるだけ助かる」と云う家族も中にはいるので、立場としては施設が優位に働いてしまうことも事実。

   

思いがけない退去宣告

いくら個室とはいえ、集団生活ですから、人間関係のトラブルは付きものです。

特に認知症がある人の場合、他の入居者からのクレームや職員が手に負えない等の理由で、退去を迫られるケースは多いのです。

例えば、部屋を間違えたり・物や金銭を取られたと被害妄想が強かったり・暴れたりと人によって、その症状はさまざまです。

しかし、周りにとっては迷惑な話であって、とても不愉快な思いをしますね。

また、具合が急変して入院になった場合など、入院が長期化することによって、退去宣告を受けることも珍しくありません。

基本的に介護は必要でも、医療には関与していませんから、重篤な人を受け入れるリスクは背負いません。

高齢者の場合、一旦体調を崩すと治るのも遅いですし、リハビリを必要とします。

通常の生活に戻れるまでの長い期間を病院で過ごすことの方が、圧倒的に多いでしょう。

これらをフォローする職員が居ないという事です。

ですから、施設としては退去してもらい、待っている人を受け入れる方が優先されてしまうのです。

施設を選ぶポイント

介護付き有料老人ホームは云わば、終身介護施設です。

パンフレットに書かれている内容と違うことが、トラブルの原因となりますから、入居の相談の際には、そのパンフレットに書かれていないことを確認しなければなりません。

㈰料金…緊急時の対応に料金は含まれているか。追加料金を取られないか。

㈪緊急時の対応…どのような医療機関と提携し、どのような対応を行うのか。

㈫入居…即時に入居を決めなければ、後回しになる。というような判断を急がせるような記述があるかどうか。

㈬体験入居…その施設が本人に合うか否かを決める事。

また、パンフレットに書かれている事が実際に行われているのかどうか。を見極めること。

㈭質問…細かな質問にもきちんと答えが返ってくるか。

上記の事柄を確認して、施設を選ぶことは入居者も職員も大切な事項です。

特に、最悪の事態を想定して、質問していくことで、その施設の介護や入居者への対応の仕方がおおよそ想像できるでしょう。

スタッフとして働く場合は、リスクを背負うことを念頭に施設を決めて行くことが大切です。

給与が他の施設よりも高い場合には、特にリスクも高いということがあります。

何時間拘束されて、どれほどの業務をこなすのか。

入居者同様、一日体験でボランティアをするのも良いでしょう。

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