高齢者虐待!!老人ホームのリアルな現状と被害に遭わないための対策

昨今、介護の現場で高齢者に対する虐待が行われていることが、ニュースやワイドショーで取り上げられ、社会問題となっています。

老人ホームという、ある種、閉鎖された空間といいますか、関係者以外の出入りがあまりない施設といいますか、そういう場所での虐待が繰り返されるという現実が浮き彫りになったのです。

このことが入居者の家族や、これから入居を考えている高齢者の気持ちを、どれほど不安にさせているか、そして何より虐待を受けている高齢者を心身ともに傷つけているか、考えただけでも思わず涙が出ます。

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最新の調査結果で施設での虐待は過去最多と判明

2015年2月6日に厚生労働省が発表した「高齢者虐待の防止・高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況に関する調査結果」によれば、老人ホームなどの施設での虐待が過去最多であることが分かりました。

平成25年度に施設内で起こった高齢者への虐待件数を見てみると、前年に比べ42.6%も増えているんです。

この数字でさえ、もしかしたら氷山の一角かもしれません。

虐待の件数が、正確に調査結果として反映される確率はかなり低いでしょう。

こんな状況の中で、家族を安心して老人ホームに入居させるなんて出来ませんよね?

今後、このようなことが起こらないように現場をはじめとする関係者には、予防策を施してほしいと思います。

なぜ施設で虐待が起こりやすいのか

では、どうして特別養護老人ホームなどの、介護度の高い高齢者が入居している施設で虐待が起こりやすいのでしょうか?

個人的な見解になりますが、おそらく『高齢者の認知症が悪化した際の暴力・暴言が激しい』ことと、『それを真正面から受けてしまう職員が多い』ということではないかと推測します。

私が知っている特養では、日常的に職員に対する高齢者の暴言や暴力が行われています。

突然、不機嫌になって暴言を吐き、いきなり殴ることも多いのです。

知り合いの特養の職員は、それでよくアザを作っていました。

若い女性職員ですから、それはそれは気の毒ではありました。

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誤解を恐れずに言えば、瞬間的にイラッとする気持ちは理解できないわけじゃありません。

けれども、それは認知症の悪化が招いた1つの症状です。

だから、暴力や暴言に遭って反射的イラッとしたとしても、真正面から受け止めるのではなく、そこは専門家らしく知識と技術を持って、しなやかに対応して欲しいと切に願います。

老人ホームで虐待を受けないために

これから老人ホームに入居しようとしているのであれば、虐待の被害に遭う可能性も考えておかねばなりません。

あってはならないことなのですが・・・・。

ここまで事件があると100%の防止策は残念ながらみつかりません。

これから老人ホームをお探しであれば、入居前に老人ホームを見学に行く機会があると思います。

その際に「時間があまり取れないので、開いた時間で見学に来ていいですか?」と話しておいて、抜き打ち的に何度も見学に行ってみることをオススメします。

そうして、行ってすぐのスタッフや入居者の様子を細かく観察してください。

空気感が変わるような様子がなければ、ある程度、安心していいかと思います。

また施設に入居した際は面会の機会をなるべく多くとってください。

その時にもしトイレに誘い歩く姿トイレで体をチェックしましょう。

オムツを履いている方にはその時でもいいと思います。

少しでも異変があれば気がついてあげるチャンスになるかもしれません。

あからさまに体をチェックしていると、職員も疑われていると嫌な気がしてしまいますのでその点には気をつけていきましょうね。

またすこしでもおかしいと思ったら担当者、ケアマネージャー、施設長に声をかけてください。

よく見ているを注意喚起につながります。

今まで以上によく見てくれることでしょう。

虐待を心配することない老人ホームはほとんどです。

しかしこのような心配をしなくてはならない出来事ががあることに怒りを覚えます。

皆さんが安心して老人ホームに過ごせることを切に願っています。

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