チェックするポイント

チェックするポイント

  • 要介護度と入居条件
  • 要介護度は高齢者が生活の中で他社の介助を必要とする程度を表したものです。
    一人で日常生活を行うのが困難で他人からの介護が必要な人は要介護1~5に、自分で日常生活は行えるが多少の手助けが必要とされる方を要支援1~2に分かれます。これに介助が全く必要がない「自立(非該当)」を加えて8段階で認定されます。
    自立度の高い方から順に「自立」~「要支援1~2」~「要介護1~5」となっており、要介護5が一番重度になります。 要介護認定は希望者本人が住んでいる市区町村の窓口で申請します。

    要介護度は老人ホームを選ぶ時に最も重要な条件となっており、自立でも入居できる施設もあれば、特養のように要介護3以上でなければ入居できない施設もあります。検討する際には要介護度が該当するかどうかが最初のチェックポイントです。

  • 最後まで居続けることが出来るか
  • 老人ホームの中で自立度が高い方向けの施設では要介護度が上がると退去しなければならないところもあります。
    退去要件を明示している場合はその内容を、入居条件と共に「入居条件を満たさなくなった時は退去する」という項目がある場合はそれに相当します。パンフレットなどに「看取りまで」というフレーズがある場合は終の棲家として利用できる施設です。

    元気でほぼ支援が必要がない場合は、自由度の高い施設を選んで伸び伸び暮らせる施設を希望されると思います。そのような施設を選ばれる際にも、先々には退去する日が来ることを想定した人生設計が必要になります。
    またリハビリを目的とした施設の場合、身体機能が回復して要介護度が下がると退去しなければなりません。

  • 立地条件
  • 多くの方は住まいが変わっても住み慣れた土地で暮らし続けたいと希望しています。都会暮らしが長い方の中には老後は自然の中でののんびりした暮らしを希望されるかたもいらっしゃるでしょうが、我が青森県は元々自然に恵まれていますので、いっそう地元志向が強いのではないでしょうか。

    環境の良さや眺めの良さを特徴に挙げている施設もあり、澄んだ空気の中でお散歩が出来たり、部屋の窓から海を眺めることが出来る施設もあります。
    ご家族のお住まいがお近くにあれば様子見に訪ねて来るのも容易になります。

    転居の可能性がある方も、5年10年先の生活を見据えたうえで場所を選ばれるのも良いでしょう。

  • サービスと医療体制
  • サービスには生活支援サービスと介護サービスがあり、どのようなサービスがあるかは重説に記載されています。サービスの種類と料金を確認して必要なサービスが受けられるか確認しましょう。

    医療行為を行うのには看護資格が必要です。介護士の資格だけでは原則行うことが出来ません。但し喀痰吸引など一部医療行為は研修を受けることでその医療行為を行う資格を得られます。ですから医療サービスを希望される場合は看護師かその資格を有する介護士が在籍しているかを確認する必要があります。これも重説に職員の構成人数が記載されています。

    24時間の見守りを希望するなら夜勤職員の人数も確認しましょう。

  • 施設見学
  • 出来る事なら施設見学をして検討材料に加えたいところです。しかしコロナ禍のせいでそれもままならなくなりました。施設内の様子や雰囲気、職員の対応を見ることは格好の判断材料となっていました。現在も見学を可能にしている施設もありますので、参考にするのも良いでしょう。

    コロナ蔓延から一時期、入居者への家族面会を禁止にした施設が増えました。自粛期間が長期に及ぶにつれ入居者の痴呆症が進む傾向が見られたため、厚労省は面会自粛を禁止しました。クラスターが発生した施設もあるなかで、施設側は対策を講じながら恐る恐る面会を許可している状況です。ましてや外部の人の入館はお断りしたいのが本音でしょう。

    そんな中でも見学可能にしているのは、よほど対策に自信があるからでしょうか。施設を訪れる機会があるならば、従来のチェック項目の中に、運営会社の危機管理体制も追加するチャンスです。

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